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2019年2月11日 近況報告

雪が降っても、積もらず、暖かい日差しで、直ぐに溶けてしまい、積雪0の1月も終わる頃から、毎日のように雪が降り、白老地方では珍しい30cm位の積雪になり、寒さもかなり厳しい日々となりました。

 

2月3日、この日は比較的暖かく、馬たちも馬着を脱がせて放牧しました。夜はかなり冷え込みますので、早めに厩舎にいれました。夕飼いを済ませて、午後6時半、ニンジンを与えてから、外出し、夜9時頃戻り、いつものように馬たちの見回りをしました。

 

イブキの馬房を見るとイブキの姿がみえないので、また、座っているのか、と覗いてみると、イブキが脚を投げ出して横に寝ていました。直ぐに、まさか!と電気を点けて馬房に入って見ると目を開けたまま、開いた口から血を出して倒れていました。体はまだ、温かみはあるものの、呼吸もしていません。四肢は少しもがいた跡があり、亡くなる瞬間、心臓が止まる時、苦しんだようです。あまりにも突然の出来事で、呆然とその場に立ちすくんでしまいました。つい、2、3時間前までは元気だったイブキが、なぜ!と。

 

気を取り戻して、関係者に連絡やら、遺体のケア等に奔走する事に忙しく、感傷的になっている暇がなく、助かったとも、云えます。

 

明くる日、イブキと仲良しだったハクリュウは、何時までもイブキの姿を探していました。メリーもホクトも他の馬たちも何かが欠けているのでは、と暫くは 大人しくしている様でした。

 

1月30日のイブキの最後の写真です。

 

 

 

 左から、ホクト、イブキ、メリー

スリーショットがもう見られないのが残念です。

 

2月11日の2頭になったメリーとホクトです。気持ちを切り替えて、2頭になっても寒さに負けず、元気です。