2月になって、暖かくなるのが早く、雪もすっかりとけて、春の訪れが早まると思っていました。しかし、 3月になって、また、戻り寒波がやって来て、雪が降ったり、積もったりして、春はなかなか近づいて来ない肌寒い日々も、やっと過ぎ去りました。元々、北海道でも春の訪れが遅い白老地方も、やっと地面が少しずつ緑色に変わりつつあります。
馬たちも投げ草の乾草 もあまり食べず、僅かに生えた青草を食べるため、放牧場内を動き始めるようになりました。放牧場内に肥料を撒いたり、牧草の種を撒いたりと、忙しくなってきました。馬たちは、冬毛から夏毛に生え替わり、泥浴びを頻繁にするため、ブラッシングもこまめにしないといけないので、毛だらけ、埃まみれになります。
イブキダイハーンの突然の死が影響したのか、会員さんが毎週のように牧場を訪問してくれます。放牧場のエゾヤマザクラの開花は、5月の末頃なので、殺風景ですが、ありがたい事です。人も馬もボケている間がありません。