5月になっても、冷たい風が連日吹き、気温の上昇の割には、暖かさが感じられない日々が多く、本格的な春が来ないような感じでした。しかし、後半になると、急に暖かさが増して、一雨毎に春めいてきました。遅咲きの蝦夷山桜が辺りの山々に咲き始め、放牧場の老山桜は、今年も花を咲かせました。その花も、4、5日で散り、牧場の周りの木々や放牧場は初夏の装いで、いよいよ緑が濃くなり、美しくなってきました。それに合わせるように、馬たちもすっかり夏毛に生え変わり、綺麗な毛並みになりました。気温も10℃前後~18℃前後、湿度も50%前後で、ハエやアブもまだ出て来てなく、快適な気候です。けれども、今年は新型コロナウイルスの影響で、誰も見学に来てもらえません。牧場も馬たちも騒ぎとはあまり関係なく、穏やかな日々を過ごしています。草を求めて歩き回ったり、暖かな日差しの中で居眠りをしたり、時々、皆で走り回ったりしてます。
メリーは、良く座って昼寝をするようになりました。馬房でも、座って眠ることが多くなりました。やはり、寄る年波なのでしょうか。それでも、食欲は旺盛で、いつも完食です。サプリメントを与えていますので、胃腸の調子は、かなり良くなってきてます。
ホクトは、朝、放牧場に出る時は走って出ます。夕方、馬房に入る時も走って入ります。オーシァンファーム時代からの癖なので、直りません。放牧場でも、良く一人で走っているので、走るのが好きなのでしょう。寝転んだり、走ったり、派手な馬です。おとなしいメリーとは対照的です。そんな2頭は、仲良しで、お互いの姿が見えないと呼び合います。
早く騒ぎが収まって、以前のような、人と馬たちが一緒にいる風景が戻ってくれる日まで、老山桜に負けないように、しっかりと馬たちの世話をして行きたいと思います。
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