昨年末の寒波も、新年を迎えると暖かい、穏やかな天気に変わり、放牧場の雪もすっかり溶けて、幸先良い年になるか、と思ってましたが、寒の入り頃から曆通りの寒い、本来の冬となりました。毎日、雪が降り、除雪も追いつかず、一面真っ白な放牧場に変わりました。朝の冷え込みは-10度以下と非常に厳しく、馬たちを放牧するのも憚られます。しかし、馬たちは早く出してくれと催促します。放牧場に出すとすぐに雪浴びをするものもいます。毛皮を着ている動物は寒さに強いようです。
いつも仲良し、カレット(左)とホクト(右)
ホストビーナスも元気に馬着を着たまま雪浴びをします。暑いのか、痒いのかわからないので、気を遣います。
昨年末、突然、知り合いの人がきて、体の具合が悪く飼えなくなったので、引き取って欲しいとその人が飼っている2頭のボニーを連れてきました。以前、何度か遊びに来ていたポニーたちで、知らない馬でもないし、事情が事情なので、仕方なく引き取りました。
芦毛の10歳のサクラと鹿毛の11歳のスミレです。ホクトたちとすぐに仲良くなり、一安心ですが、人になれるまで暫くかかりそうです。
サクラ(10歳)
スミレ(11歳)
先住のアイ(左)とサクラ(右)
仲間になれてよかったね!
今年の冬は、寒さが厳しい時と暖かい時が極端な過ごし難い冬のようで、馬たちだけでなく人にとっても大変な冬です。お互いに、インフルエンザやコロナ等感染症に罹らないように頑張って乗り切りましょう。後1ヶ月もすれば春がやって来ます。
モコモコのスミレ