大雨や洪水の梅雨も明けて、暑い真夏の日差しにうだる日々、皆さん苦しい毎日をお過ごしの事と思います。心よりお見舞い申し上げます。
カレットが亡くなり、淋しくなった牧場ですが、幸いにも天候には恵まれ、牧草も良く育って、緑濃い周辺の木々に囲まれ、美しくなりました。
今年も暑さは厳しさを増してきましたが、昼間の数時間位で、朝夕はまた涼しく、馬たちの天敵の虻やハエは何故か少ない夏です。
緑が美しくなりました
カレットが亡くなって早くも1ヶ月が過ぎました。ホクトはエサも食べず、馬房にも入らず、カレットを探していました。皆さんには、大変ご心配をおかけしましたが、やっとあきらめたのか、この頃は馬房にも自ら入り、エサも食べるようになりました。ポニーのクリとアイをカレットがいた馬房に入れたのが功を奏したようで、特にアイとは仲良く、小さなアイが大きなカレットの代わりをしているようです。しかし、ポニーたちがお互いに噛み合って、グルーミングしているのを見ている姿は淋しそうです。
ポニーのグルーミングを前に、寂しそうなホクト
カレットを亡くした悲しい気持ちを慰めてくれた、野良猫ウララの6匹の子供たちは、4匹は里親のもとに引き取られ、残り2匹となりました。少し淋しいですが、仔猫たちの為です。
7月も後半に入るとそれまでの昼間の暑さがさらに増して、少なかった虻やハエも馬たちを悩ませるようになってきました。本州並みの猛暑が牧場にも襲って来たのです。対策として馬たちを夜間放牧に切り替える事にしました。夕飼い 後に放牧し、朝、厩舎に入れて、暑い昼間は厩舎の中で過ごします。暑さが収まるまで続ける予定です。
地球温暖化の影響か、全国的に猛暑の夏になってきてます。今は、涼しい北海道にお越し下さい、とは言えません。お互いに我慢の季節です。お身体大切に暑さを乗り切って下さい。
うとうとするホクト。下唇が緩んでいます。