※掲載が遅くなり申し訳ありません。
暑い暑い夏も、秋のお彼岸を境に秋めいて、紅葉の季節になりました。しかし、今年の紅葉は鮮やかな黄色や透き通る様な赤みが少なく、赤茶けた枯葉の林の様で、まだあまり美しくありません。馬が減り、さみしい放牧場を、更にさみしく感じさせます。
11月2日木曜日、前日の大荒れの天気の中、フェリーに載って、ホクトの友達になるべく、2頭の馬が10時頃、オーナーの待つ、晴天の暖かい牧場に到着しました。
長旅にもかかわらず、元気に馬運車から降りて、放牧場に放つとホクトたちが興奮して、暫くは走り回ってましたが、直ぐに落ち着いて、ダイくん(鹿毛)は草を食べ始めました。アンちゃん(栗毛)は、隣の牛を気にして見ています。なにもかもが初めて見るのですから当然です。
ホクトはと云うと、相変わらず、ポニーのアイと一緒で、我々の期待とは裏腹に、ダイくんやアンちゃんとは仲良くならず、むしろ攻撃的で歯を剥いて噛もうとさえします。
ポニーのクリは2頭の馬たちに近づき、牧場を案内するように先に立って誘導します。
結局、男組と女組に別れて、それぞれ草を食べてました。
アンちゃん(栗毛)とダイちゃん(鹿毛)に近づくポニーのクリ
率先してアンちゃんとダイくんを案内するクリ
それから毎日、男組と女組に別れた2つのグループでの放牧が続いています。しかし、その距離は少しずつ縮まってきています。みんな一緒に走り回れるように成るには、少々時間が必要のようです。それでも、馬が増えて牧場らしい風景が戻ってきました。
暖かい晴天の続く秋ですが、暖かい関西から来たアンちゃん、ダイくんにはありがたい陽気です。
2組に分かれる牧場の面々