暖かかった2月で、此のまま春になるかと思っていましたが、3月にはいると、冬に逆戻りして、白老地方としては大雪が降りました。しかし、昔の人は良く言ったもので、お彼岸が過ぎると急に暖かくなり、雪も融けて、春が来る気配がするようになりました。ただ、日差しは暖かく感じるのですが、連日冷たい北風が強く、気温ほど暖かくはなりません。3月も終わりになる頃、やっと朝夕の氷点下の気温から抜け出て、春らしくなりました。
馬たちはすっかり雪がなくなった放牧場の、赤茶けた枯れ草から、一雨毎に青みが増してきた、牧草を食べ歩くようになりました。
枯草の中に生えてきた青草を食べる牧場の面々
ホクトビーナスは、新たに迎え入れたアンちゃん、ダイくんとも、やっと打ち解けて仲良くなり、今では5頭がひとかたまりになって放牧場を動き回るようになりました。ホクトは今年の5月28日で29歳になりますが、まだまだ元気で、この牧場の主のようにアンちゃん、ダイくんに放牧場を案内してまわり、奥の林の中まで連れて行ったりします。
ホクトも元気に過ごしています
馬たちは冬毛から夏毛に生えかわりが始まって寝転んだり、砂浴びをしたりして泥まみれになります。まだ、周囲の木々も新芽が出始めで、 この辺りは、桜が咲くのは遅く、5月中頃です。今の時期が一年中でもっとも殺風景な 季節です。
皆さんが馬たちと会いに来られるなら、桜が咲く5月以降が良いかと思います。
ダイくん
アンちゃん