緑の背景に映えるホクト
5月に入って、北海道の各地からも桜の開花のたよりが届くようになりました。牧場の周囲の山の木々も緑に変わって、少しずつ新緑の美しい風景になりました。放牧場の老桜も5月下旬になって咲き始め、4日後には満開になり、周囲の山の桜とで、短い間ですが、華やかな風景を見せてくれました。
放牧場の牧草も新芽が出て、馬たちは三々五々、食べ歩きに夢中です。
馬たちにとっては寒くもなく、暑くもない、最も過ごし易い快適な季節になったのですが、ホクトビーナスは食が細く、餌をあまり食べなくなりました。
元気に走り回るホクト
5月21日の朝は冷えました。夕方、ホクトを馬房に入れる。とすぐに横になり、脚を痙攣させ、苦しそうにしています。急いで放牧場に引き出し、40分程歩かせました。しかし、時々立ち止まったり、横になったりして、頻りにお腹のほうを気にします。しかし、牧草を食べ始めたので、そのまま放置して置くと自分で馬房に戻って乾草を食べ出したので、一安心です。
その後は元気になりました。しかし、1週間後、また同じような疝痛の症状が出て、その時は獣医さんの注射で大事にいたらずに済みました。その後三度目の疝痛になった時は獣医さんからいただいた薬だけで元気になりました。
現在は餌の食べる料は少ないですが、草や乾草は良く食べるので、元気です。
これからは、時々、症状が出る事を前提に、絶えず注意して見守って行く必要があります。